幼児期からのプレSTEAM。IT系ワーママが求めた次世代型保育

幼児期からのプレSTEAM。IT系ワーママが求めた次世代型保育

あらゆる分野でテクノロジーが進化し続ける現代。それらを駆使して課題を解決したり、新しいモノを生み出す能力は欠かせないものになりつつあります。

そんな21世紀を生き抜く力を育てる埼玉・越谷レイクタウンの学童施設『PlayWings Global Kids Village』が2021年4月、認可外保育園を併設してリニューアルスタートします。

自分で考えて答えを出せる子どもに

同施設の特色は、STEAM教育と英語教育。STEAM(スティーム)とは、Science(科学)、Technology(技術)、Art(芸術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の各頭文字を取った言葉で、文部科学省が推進している教育法です。その核となるプログラミング教育は、2020年度に小学校で必修化され、世界的にもトレンドになっています。

株式会社PlayWingsのCEOで責任者の章瓊尹さん(36歳)は、自身も働くママ。起業を決意したのは、2歳の子どもの預け先や習い事を探していた時のことだったと言います。

「前職のIT企業で、社員の子どもたち向けに開催されたSTEAM教育を体験するイベントに参加して、すごく先進的だなと感銘を受けたのがはじまりです。私の住む越谷には子どもを預けながらSTEAMや英語を学べる施設がなかったので、それなら自分で作ろうと思ったんです」

見学した保護者から「うちの子は将来エンジニアになるのでしょうか?」という質問を受けることもあるそうですが、決してそうではないと章さんは強調します。

「STEAM教育とは、各領域の知識を分野横断的に応用しながら、問題解決までのあらゆる手段を自分で見つけて、結果を出し、解決のプロセスを学んでいくこと。どんな仕事に就いても役立ちます」

遊びから学びが好きになる

3階建てのPlayWingsには保育と学童コースがあります。終日預かりを行う満1~2歳児向けの「Nursery」(定員24名)と、3~5歳児向けの「Preschool」(定員16名)。近隣の幼稚園に通う子どもを対象とした降園後15時からの「After Kinder」(定員16名)と、小学1~4年生を対象にした学童保育「Afterschool」(定員24名)です。

STEAM教育は5歳からスタートしますが、個々のレベルに合わせて早期教育を行うなど柔軟な対応をとる方針です。

例えば、子どもに人気のパンダ姿のロボット。「前に進む」「右に曲がる」といった指令カードを組み合わせて、ロボットがどういう仕組みで動くのか学んでいきます。指令カードは記号やイラストで描かれており、文字が読めなくても大丈夫です。

学習が進んでいくと、別のロボットを自作して構造や動きを理解します。パソコン上でプログラミングし、一つ一つの動作をどの順序で行うか、論理的に指示を出さないと正しく動きません。

また、元数学教師が教える算数オリンピック数理教室ではカードゲームやパズルゲームを使って、数理的なひらめきを養います。

「知育玩具は国内外問わず、子どもたちに良いものであれば取り入れたい。多様性や視野を広げるために、友達と一緒に問題を解決していくとか、色々なコミュニケーションができたらいいなと思っています。将来は、ここからロボットやプログラミングの世界大会に出られたらいいですね」

もうひとつの特色である英語教育は、英語教授法TESOLを学んだネイティブスピーカーが常駐しているのも強み。未就園児を預かるNurseryでは毎日30分間、そのほかのクラスはすべて終日英語で保育を行います。英語漬けの環境で、「英語で遊ぶ・学ぶことの楽しさ」を味わいながら、文化や考え方の違う人に自分の考えをしっかり伝えられる能力が磨かれます。

細かなケアで保護者に安心を

同施設は規模が大きくない分、保育士を中心としたスタッフが子どもたちの性格や行動をよく覚えることができ、細かい部分まで気にかけられるメリットがあります。

「保護者の方の意見を聞いて、なるべく一人ひとりのニーズに柔軟に対応していきたいです」

子どもたちの健康を守る嘱託医として、徒歩5分のところに今春開業する小児科医院『つむぎこどもクリニック』、小児歯科に力を入れる『かみむら歯科矯正歯科クリニック』と提携しています。一人ひとりの健康・発育状態を定期的に確認するほか、発病したときの緊急対応も行います。

また、保育ICTシステム『コドモン』を導入しており、保護者はスマホアプリで出欠・遅刻の連絡はもちろん、園内での子どもの様子、園からのお知らせなどをいつでもチェックできるので安心です。

入所と見学は随時公式サイトで受け付けており、章さんが施設を案内します。保育の様子を確認できるので、雰囲気や相性を感じ取れるはず。

子どもを育てるには村が必要だ

越谷レイクタウンは環境と自然に配慮した街づくりで国際的な賞を受賞した街です。しかし、その規模は意外にコンパクト。住環境の良さを求めて市外から転居してくる若い世帯も多いですが、頼れる親族が近くにおらず“孤育て”に苦しむ状況も生じています。

「下の子が急病になったとき、上の子を預ける場所に困りますよね。当園では、小学生の一時保育にも対応します」

学童コースに通うほとんどの子どもがプログラミングや数理教室、ロボット教室などをオプションで付けているそう。「色々なことに挑戦させたい」という保護者のニーズをここ1ヵ所で満たしてくれます。しかも、専用スクールバスで学校から施設、施設から自宅への送迎をしてくれるというから大助かりです。

「一人の働くママとしての経験上、平日もヘトヘトなのに土曜日に早く起きて、子どもをあちこち習い事に連れていくのってすごく大変なんです。選択肢を増やして、保護者の方を少しでも解放してあげられる環境を提供したいです」

施設の名前にVillageを冠した理由は、“子どもを育てるためには村が必要”という章さんの考えから。スタッフは、地域に詳しい人をローカル採用するようにしています。

そしてPlayWingsという名前には、子どもたちが遊びながら教養を身に着け、自分の羽根で羽ばたいていく場所になりたいという想いが込められています。

民間企業ならではの自由な発想で最先端の教育法を取り入れ、親子が気持ちよく過ごせる環境をつくる――。PlayWings Global Kids Villageの挑戦が始まります。

PlayWings Global Kids Village
埼玉県越谷市レイクタウン1-18-5 map
048-973-7907
https://www.playwings.co.jp/